イギリス発 ニールズヤード レメディーズ【第1号本店】に行ってきました

Health

【Neal’s Yard Remedies】ロンドン コヴェントガーデン本店

 

ニールズヤード レメディーズとは

創業者ロミー・フレイザーはイングランドで生まれ自然豊かな環境で育ちました。祖父がアポセカリー(薬局)を営んでいた影響で幼い頃から体調管理のためにハーブを使うことに慣れ親しんできたそうです。

教師の道に進んだ彼女は健康管理のためにナチュラルレメディ(自然療法)を取り入れようとしましたが、当時は良質なハーブを買える店がありませんでした。

そこで手軽に家庭でナチュラルレメディを行えるよう、自らハーブを買い付け、自然療法についての教育も行えるよう1981年にイギリス初めての自然療法薬局Neal’s Yard Apothecary(のちに Neal’s Yard Remediesに変更)をコヴェントガーデンのニールズヤードに第1号店としてオープンさせました。

Neal’s Yard (ニールズヤード)とはMonmouth Street通りとShort’s Gardens通りの間にある開けた中庭のこと。17世紀にトーマス・ニール氏によって開発された地区で彼の名前からこの地名となったそう。

ニールズヤード レメディーズはイギリスで初めて認定されたオーガニック ヘルス&ビューティ企業です。また、初めてオーガニック認定されたアロマオイルを販売した小売店であり、英国においてオーガニックヘルスコスメのパイオニア的存在です。また2014年にはヘルス&ビューティブランドとして100点満点のエシカル認定*も受けています。

その他にも、マイクロプラスチック素材は使用しない、ミツバチや森林の保護活動など様々な活動に取り組んでいます。

このようなことを知れば知るほど、製品に対しての信頼とさらには愛着も増してきますね。

エシカル認定イギリスでは企業活動の倫理性(エシカル)を監査する Ethical Company Organisationという団体があり、動物実験をしていないか、遺伝子組み換え成分を使用していないかなどの項目を厳しくチェックするもの。

ニールズヤードのロゴ

nealsyardremedies.com
1998年から使われているニールズヤードの樹木のロゴは目にみえる木の幹や葉の広がりと土の中に広がる根と同じ大きさです。つまり外見の美しさは内面(精神・身体)の健康になるという考えと、商品を販売することと、生産における環境への配慮が釣り合っていることを表現しています。

ショップへのアクセス

最寄りの駅、コヴェントガーデン(Covent Garden)から店舗までは徒歩5分弱です。

Monmouth Street通りからはこの看板が目印

看板の向かいの壁にはメリー・ポピンズなダイアナ妃とまだ幼い頃のジョージ王子、シャーロット王女がいます。Bambiという女性アーティストによる2017年の作品

続いてはShort’s Gardens通りからの入口はこちら

小さなこの路地を通っていくと

10年近く前になりますが私が初めてロンドン旅行を楽しんでいた時、ふらりとこの小さな路地を入っていくと何とも可愛らしい素敵な空間に感動したのを今でも覚えています。何度訪れても今では心が安らぐというかとにかく大好きな場所です!

 

ニールズヤード レメディーズ店内の様子

店内はアイテム別、肌質別に陳列されているのでわかりやすいです。

壁面の中心にあるのは砂漠の真珠と呼ばれているフランキンセンスを使用した商品コーナーでニールズヤードの定番商品です。

世界で初めてニールズヤードがフランキンセンスを化粧品に採用したそうです。

創業当時から変わらぬブルーボトルは見た目にも良いということ、そしてこの青い色は太陽の光を反射(紫外線を約90%カット)するため品質も保持するという役割もあるそうです。リサイクル可能な素材なので日本では使用済みボトルを自主回収しています。回収されたボトルはトレイなどのオリジナル製品に生まれ変わったり、光を反射する性能を活かし粉状にしてからアスファルトに混ぜて使われ交通事故防止にも役立てられています。

この本店ではブルーボトルを天井から吊り下げ、まるでシャンデリアのように。

サプリメントやホメオパシー、フラワーエッセンス、ハーブティーもあります。

おすすめ商品ランキング

ショップではベスト10アイテムがランキングされていました。今回はそのうち個人的な感想も含め、トップ3に注目してご紹介していきたいと思います。

3位は、、、

3位 – Rehydrating Rose Toner (ローズウォーター) 200ml

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拭き取り化粧水です。イギリス(特にロンドン)では硬水なので、洗顔によって乾燥などの肌トラブルを起こしてしまうことから、拭き取りタイプの化粧水が主流です。そもそも洗い過ぎは肌に負担がかかるので良くないと言われていますし、日本でも忙しい朝の準備に拭き取り化粧水を取り入れている方も増えているようですね。このローズウォーターはそんな朝にもピッタリです。みずみずしいローズの香りで朝から癒されます!私はもともとローズの香りな化粧品は苦手だったのですが、イギリスにきて化粧水ジプシーをしていたころ店頭で香りを嗅いでみたら『おっ⁉︎ これは良いかも』と思い使い始めてから今ではすっかりハマっています。

使い方は、化粧水をコットンに含ませてお肌にゆっくり押し当てながら優しく拭き取っていきます。 この時に香りもたっぷり吸い込んで♪角質も柔らかくしていくので、その後の保湿クリームがしっかりと馴染みます。

 

2位は、、、

2位 – Frankincense Intense Age-Defying Cream (フランキンセンス インテンス クリーム) 50g

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日本とイギリスのビューティアワードで14冠の受賞歴もある保湿クリームです。コラーゲンに働きかけるクチナシ幹細胞エキスでハリを引き出し、3つのペプチドがキメを整え、ヒアルロン酸で潤いをキープ。アルガンやバオバブなど数種類の貴重な種子油なオイルも配合されて保湿力を高める力強い修復力のフランキンセンス。そんな植物のパワーでエイジングケアを始めるならこのクリームではないでしょうか。ちょっと贅沢なクリームではありますが、それだけの価値はあります。

そして、第1位は、、、

1位 – Wild Rose Beauty Balm (ワイルドローズ ビューティバーム) 50g

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こちらもビューティアワード7冠!ビタミンCが豊富なローズヒップ(レモンの約20)で乾燥や紫外線からのダメージをケアします。シアバター、ミツロウ、ホホバ種子油、アサ種子油、ルリジサ種子油も配合されているので肌の潤いを保ち、不足する皮脂を補います。

そしてゼラニウムやフランキンセンスなどのオーガニック精油ブレンドで豊かな香りにも癒されます。私はハンドクリームを使ってからこの香りが大好きになりました。

バームをスパチュラですくい、手のひらにのせて重ねれば体温で溶けます。オイル状になったバームを化粧水をつけた後の肌にハンドプレスでしっかりと浸透させていきます。このバームは保湿ケアだけではなく、お風呂で湯船に浸かりながら角質ケアをしたり、かっさを使ったマッサージにも!デイリーからスペシャルケアまで使えるマルチなクリームです。

 

さいごに

材料や製品へのこだわり、生産過程や様々な取り組みなどを考えると全体的に高めの価格帯ですが、私個人としては安心して使えるのでこれからも愛用していきたいです。ミニサイズの商品もあるので、お試しから始めてみたり、自然派化粧品が好きな方へのギフトにも最適なのではないでしょうか。

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