この記事に書いてあること
肥満体型でもないのですがコレステロールが高く (LDL いわゆる悪玉コレステロール)、20代から健康診断では脂質項目で引っかかり結果は常にC判定 (要経過観察・生活改善)でした。
今までコレステロールに良いと言われるものは一通り試したとは思いますが、特に大きな改善が見られず、過去10年間一度たりとも脂質項目でC判定以外とったことがありませんでした。。
そんな私がひょんなきっかけでセロリジュースに出会い、ほぼ毎日飲み続けて半年が経過したため、私の実体験に基づいて作り方、飲み方のコツや2週間、3ヶ月、6ヶ月の体調の変化についてシェアしていきたいと思います。
セロリジュースは人気?
近年セロリジュースが健康ドリンクとして大きく取り上げられることが多いですが、そのブームの火付け役とされているのがNew York Times誌が選ぶベストセラー作家のひとりで「Medical Medium – Celery Juice」の著者、アンソニー・ウィリアム氏。彼が同書の中でセロリジュースのメリットや効能を語ったところ、ミランダカーやロバートデニーロ、スポーツ界ではジョコビッチなどのセレブにも愛好家が増え、彼らの体験やSNSでの投稿が拡散され、世界中で注目されるようになりました。
そして私も彼らの影響を受けてセロリジュースを飲み始め、ハマった一人になります (笑)
セロリジュースの効能
セロリは食物繊維が豊富で、ビタミンA (βカロテン)、B1、B2、Cが多く含まれていることで知られています。また、セロリ独特の香りはアピインやセネリンというの成分によるものでイライラや頭痛を和らげ、精神を落ち着かせる効能があります。
更にセロリにはクラスターソルトと言われる塩化物を多く含んでいるため、それが肝臓に溜まった毒素を排出する効果があるとのことです。また利尿作用からデトックス効果も期待できるほか、動脈硬化予防や消炎作用も。またウィリアム氏はセロリジュースを毎朝飲むことで以下のようなメリットがあると説明しています。
- 炎症を抑える
- 減量を促進する
- 消化を助ける
- むくみを予防する
- ニキビを治癒する
- 高血圧を改善する
- コレステロールを下げる
- 潰瘍予防を助ける
- 肝臓の健康を保つ
セロリジュース愛好者たち
ミランダ・カー
一緒に写っているのがアンソニー・ウィリアム氏です。
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シルベスター・スタローン
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ノバク・ジョコビッチ (テニスプレーヤー)
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コールドプレスジュースとは
彼らセロリジュース愛好家たちはほぼ皆「コールドプレス」というジューサーを使ってセロリジュースを作っています。
コールドプレスジュースとは、スロージューサーと呼ばれる低速回転のジューサーで野菜や果物を低速で搾ったジュースのことを言います。
野菜や果物に熱を加えることなく(コールドで) 、圧力をかけてすりつぶして(プレスして)搾ったジュースと理解してもらえれば良いと思います。
ジューサー(一般的なブレンダー)とコールドプレスジューサーの違い
ジューサーといえば一般的に遠心分離製法のジューサーが主流でした。しかしこの方法だと高速回転する刃で材料を切り刻んでいく過程で、材料に熱が加わってしまい、栄養素の一部が失われてしまいます。
それに比べ、コールドプレスのスロージューサーは一分間に75~160回転という低速回転で材料をすり潰すため熱の発生が少なく、栄養素の破壊を最小限に抑えてジュースにすることができます。
コールドプレスジュースのメリットとデメリット
メリット
- 熱が加わらないため酵素やビタミンが壊れない
- サラサラ、クリアなジュースができる
デメリット
- 食物繊維質を摂ることができない
- ジュースの採れ高が少ないためコスパが低い
セロリジュースにおいてはジューサー(一般的なブレンダー)でもコールドプレスジューサーでも作ることができます。
ただしブレンダーで作った場合には繊維分も全て含んでしまうので、ガーゼ布等を使って濾過する作業が必要になります。
前述のミランダカーも最初はブレンダー&濾過でセロリジュースを作っていましたが、数年前よりコールドプレスに乗り換えたようです。
おすすめコールドプレスジューサー
ブレンダー等と異なり本製品は刃物系の部品は一切使われていないので、使用後の分解や洗浄も安全に行えます。(← 毎日使うものなので個人的にはこれは重要なポイント!)
また10年間の無料修理補償とサポートがついているの安心できます。
下記の公式ショップから直接購入するとさらに特典も付くのでお得ですね。
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セロリジュース作り方
材料、作り方はいたってシンプル。
セロリをよく洗い、ジューサーで絞っておしまい!
私の場合、セロリを洗う際に歯ブラシを使って水を流しながら茎の内側を軽く擦るようにしてます。これで土がついている場合でもキレイに落とすことができます。
葉っぱを入れても良いのですが苦味が増すので私は切り落としています。
大きさにもよりますが、これぐらいの大きさ一株分で約400mlくらい絞れるイメージです。
歯ブラシを使って内側も軽くすすぎます。
端と葉っぱを適当に切り落としてそのままジューサーに突っ込んでいきます。
ご覧の通り繊維分と液体が完全に分離されるので濾過の必要はありません。
ウィリアム氏はこの分離された繊維部分のことを「まるでロープのようだ」とのこと。笑
飲み方のコツ
ウィリアム氏によるとセロリの効果を最大限に得るためにはセロリのみを空腹時に飲むのがオススメとのことです。
- セロリ1株分をまるまるジューサーで絞って16オンス (約470ml) を空きっ腹に飲む。
- 飲んだ後15分〜30分くらいは食事を控える。
- 分けて飲む場合にはグラスに入れて蓋をして冷蔵庫で保存。
- その場合でも24時間以内には消費するようにしましょう。
オーガニックのセロリの方が良い?
使用するセロリはオーガニックのものが理想ですが、普通のセロリでも全く問題ないです。
ただし農薬が使われている場合が多いのでよく洗ってから絞るようにすると良いでしょう。
2週間飲み続けた結果
コールドプレスでサラサラなセロリジュースとはいえ、やはり味になれるのに3、4日かかりました。
冷えたセロリの方が飲み易いですが、そのせいもあってか最初のうち何回かお腹が緩くなったことがあったので冷たすぎはご注意。
1週間くらい目くらいから肌の質感が変わったことに気がつきました。手の甲とかハンドクリームを塗ってないのに、常に塗った後のような潤い感?とでも言うのでしょうか。
2週間くらい飲み続けるとセロリを味わう余裕ができてきて、味の違いが分かるようになってきます。これは塩味が強いなとか、これは甘い系だなとか、ちょっと土っぽいとか。笑
3ヶ月飲み続けた結果
1-2ヶ月くらい経ってくるとセロリの目利きができるようになってきます。
スーパーで売っているものを手に取って見てみるだけで自分の好みの味かどうかも想像つくようになります。
体への変化については肌への変化が、私の場合、一番分かりやすかったのがお尻。
特に質感が悪かったという訳ではありませんが、シャワーの後とか触った感触が明らかに違って、例えていうなら赤ちゃんのような「もちもち感」があって慣れるまでよく自分のお尻を触ってました。変な人ですね。。
6ヶ月飲み続けた結果
セロリジュースを飲み始めて4ヶ月目がたった時に健康診断がありました。
もちろん気になるのはコレステロール。。
結果、なんとLDLが基準値ギリギリの119mg/dl でB判定!
過去10年間以上常にコレステロールでC判定しか取ったことのなかった私がついに基準値内に入りました!
1年前に受けた健康診断以降、有酸素運動も多少増やしていたしセロリ生活を始める直前のコレステロール値も不明なので、一概にセロリジュースが今回コレステロールを下げた一番の要因だったのかはわかりませんが、この数値に下がったことは紛れもない事実です。
まとめ
今回紹介したセロリジュース&コールドプレスジューサーは私の実体験に基づくもので、6ヶ月続けた結果コレステロールは確かに下がりました。
セロリについては好き嫌い個人差があるとは思いますし私もどちらかというと苦手な方でしたが、コールドプレスしたセロリジュースは正直全然アリ。十分飲めます。
最近ではセロリ ソムリエとはいかないまでも、スーパーでセロリを見ただけで「これはあんな感じの味だな」と想像できるようになりました。 笑
今回紹介したコールドプレスジューサーはもちろんセロリジュース以外の野菜、フルーツジュースも作れて我が家では毎日休むことなく稼働してます。
次回はこれを使ったオススメレシピ等についても紹介していこうと思います。